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サカタ交配

ダイコン 「紅化粧」

品目 ダイコン
原産地 地中海沿岸、華南高地、中央アジアなど諸説
科・属名 アブラナ科ダイコン属

色鮮やかで色むらが少ない赤皮ダイコン

特性

1. 上から下まで鮮やかな紅色で色ムラが少なく、肉色は純白色の赤ダイコンです。
2. タネまき後55~75日で根長20~25cm、根径5.5~6.5cmになり、よくそろいます。
3. ス入りは遅く、肉質がち密でみずみずしいダイコンで、甘みが強くサラダや酢漬けに向きます。
4. 紅色の成分は、抗酸化作用があり健康によいとされるポリフェノールの一種「アントシアン」です。 消化酵素「ジアスターゼ」の酵素活性は、当社青首ダイコンの従来品種と比べて約3~7倍で、機能性に優れます。
5. 萎黄病耐病性を有します。

適応性

一般地・暖地では9月まきの11月上旬〜1月上旬どりに適し、高冷地・冷涼地では7月下旬〜8月中旬まきの9月中旬〜10月下旬どりに適します。

畑づくり(圃場準備)

おいしい野菜づくりは、土作りからはじまります。土壌の酸性度と団粒構造がポイントになります。土壌pHは5.5〜6.8(弱酸性)が適正で、石灰の施しすぎによるアルカリ化に注意します。
排水・保水性のある団粒構造の土壌作りのために、堆肥投入は欠かせません。しかし、未熟堆肥投入は岐根の原因になり、また、センチュウなどの発生を招くことがあります。微生物肥料「バイテクバイオエース®」の施用をおすすめします。

肥培管理

有機質肥料と化成肥料のバランスのとれた併用をおすすめします。肥料は10aあたり成分量で窒素10kg、リン酸15kg、カリ10kgを標準とします。

播種

株間25〜30cm、条間25〜30cm間隔で3粒ずつ点まきにします。本葉4枚くらいまでに間引いて一本立ちにします。

病害虫防除

生育初期での病虫害による被害は、その後の生育に大きく影響を及ぼすため、早期防除を徹底します。

収穫

収穫日数は秋の適期栽培で55〜65日、寒さが厳しくなるころは65〜75日を目安に収穫します。収穫遅れは品質低下を招くので注意します。

作型図