ダイコン 「濱のはる」
厳寒期でも低温伸長性が優れる、トンネル・マルチ栽培用青首ダイコン
特性
1.極晩抽性で低温伸長性が優れる。年内まきのトンネル栽培においても短根になりにくく、抽苔の心配が少ない。
2.葉は濃緑色の小葉で、過繁茂になりにくく、密植栽培が可能。
3.作柄が安定しており、秀品率が高い。低温期に発生しやすい肩こけになりにくく、そろいがよい。
4.萎黄病耐病性がある。
適応性
温暖地・暖地のパイプハウス、トンネル・マルチ栽培の10月中旬~12月中旬まき、2月下旬~4月中旬どりに適します。
肥培管理
土壌は野菜作りに大きな影響を与えます。とくに連作をしている圃場では、堆肥の施用により土壌改良を行いますが、根菜類は、施用遅れによる障害の恐れがあります。その場合は、無臭微生物肥料「バイテクバイオエース」を施用することをおすすめします。
肥料は、10a当たり成分量で窒素10kg、リン酸15kg、カリ10kgを標準とし、生育期間が長いため、肥効の長い肥料を使用します。
播種
27cm×30cmの4条マルチを使用し、できるだけ保水性のよい圃場を選び、整地・マルチ張りは土壌水分のあるときに行ないます。
病害虫防除
低温期での栽培なので、比較的病害虫の心配は少ないですが、秀品率を上げるためには、早期防除を計画的に行ないます。
収穫
形状は細めで尻流れぎみなので、極端な早どりはさけます。細身なので、箱詰め作業がしやすいです。