カボチャ 「べにくり」
園芸植物育種研究所育成
強粉質で調理後の色が鮮やかな赤皮カボチャ
特性
•果実は腰高偏円の中果(1.8~2.0kg)で、果ぞろい良好。
•果皮は凹凸が少なく、赤橙色で白のストライプが入り、追熟が進んでも果皮色は鮮やか。
•果肉は鮮やかな橙色で、加熱調理しても変色がなく鮮やか。
•肉質は強粉質で食味よく、良食味期間が長い。
•低温弱日照下でも花粉の発生良好。
•成熟日数は開花後45日程度。
適応性
•畝間3.5m、株間60cm子づる2本仕立て、10a当たり470株定植を目安とします。 •標準として10a当たり成分量で窒素10~13kg、リン酸14~18kg、カリ10~13kg、カルシウム50~60kg、マグネシウム10~13kg、完熟堆肥3.0tを施します。 •追肥は着果前に草勢を見て行い、着果後は草勢維持のために早めに実施します。 •草勢は強く吸肥力もあるので、元肥を控えめにして追肥で調節してください。 •葉は濃緑色で大きく、葉柄や節間はやや長いので、風害対策が必要です。 •雌花数はやや少ないが、花粉の発生がよいので、着果は安定します。 •うどんこ病に強いが、抵抗性はないので早めに防除を行い、草勢維持を心がけて品質と商品性の低下を防いでください。