ペチュニア 「クリーピア® シリーズ」
特長
中輪クリーピング系一代交配品種です。
花壇植えで株張り100~120cmとなるクリーピング(ほふく)タイプです。丈夫できわめて作りやすく、多花性の品種です。短日期間でも開花しやすく、横浜では12月上旬まで咲き続けます。
用途
鉢、ポット苗
作型
早春まき春出荷から夏まき秋出荷です。加温室内栽培春出荷が基準です。
播種
周年。発芽適温20~25℃前後、発芽日数7日。
「苗当番 タネまき用」などの播種専用培養土を使用し、セルトレーまきが理想です。
育苗
栽培適温は20℃前後です。
「苗当番 育苗用」などの培養土、または消毒済み用土に「バイテクバイオエース®」「リフレッシュ®」などの土壌改良材を加え、よくなじませた保水、排水性よく活性力のある培養土を使用してください。
定植
開花鉢では、4~6号鉢に1株が標準です。
ポット苗では、9~10.5cmポットに1株が標準です。
肥料
草花一般施肥。
株の状態で判断し、「ペンタキープG」「鉄力あくあ™F10」「有機の液肥 ネイチャーエイド」「ホストップ 亜リン酸液肥 (0-25-20)」などの液肥でコントロールしてください。
栽培
耐寒性一年草で、周年栽培可能です。春のポット出荷用に冬から早春まきが基本です。
セルトレーを使用し、25℃程度で発芽させます。1週間程度で発芽します。
覆土は不要で、初期の乾燥をさけるため、保水性のよい用土を使用し、種子を乾かさないでください。
発芽後は、徒長や立ち枯れなどの病気をさけるため、20℃程度に温度を下げます。
育苗期間は、過湿をさけ、日当たりのよい環境で管理してください。
移植までの後半は、18℃程度の温度で管理し、灌水代わりに適宜薄い液肥を施します。
406穴セルトレーで育苗期間35日程度です。本葉4枚程度で移植します。
移植直後は、活着をよくするため地温15℃以上を保ち、冷水灌水には注意してください。
温度、灌水、株間などでコントロールし、丈の伸びを防ぎます。またケミカル処理は有効です。
病虫害
うどんこ病、立枯病、ウイルス、斑点病など。
全栽培期間を通しアブラムシ、スリップス、ダニ、ハモグリなど害虫に注意してください。
出荷
第1花開花以降、またポットでは適度な株となってから出荷します。
備考
生育が旺盛です。移植の遅れなどによる老化に注意してください。
作型図
シリーズ商品の紹介
商品名 | クリーピア スカーレット |
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商品名 | クリーピア ブルー |
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商品名 | クリーピア ホワイト (ver.2) |
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商品名 | クリーピア マジェンタインプ |
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商品名 | クリーピア ライトピンク |
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商品名 | クリーピア ローズ |
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