特長
低温短日期の生育・開花性に優れ、ポットへの移植後、5℃程度の設定温度、無電照、短日条件下でも開花し、暖房費などの費用や労力の削減につながります。株がコンパクトにまとまり、花径6~7cmのやや小ぶりの花をたくさん咲かせ、ポットパフォーマンスもよいです。シリーズ全体の開花がよく揃うため、一斉出荷が可能です。
作型
晩秋から早春まきで、春から初夏出荷。加温室内栽培で春出荷が主体。
低温短日期の開花性に優れ、早春出荷、および秋出荷に最適です。
播種
発芽適温20~25℃前後、発芽日数7日程度。覆土は不要。育苗期間35日程度。
「苗当番 タネまき用」などの播種用土を使用、406穴セルトレーまきが理想。
初期の乾燥を避けるため保水性の良い用土を選んでください。
育苗
栽培適温20℃前後。発芽後は徒長や立ち枯れなどの病気を避けるため、20℃程度に温度を下げます。移植までの後半は18℃程度の温度で管理、潅水代わりに適宜薄い液肥を与えてください。育苗期間は過湿を避け、日当たり良い環境で管理。本葉4枚程度で移植。種子を乾かさないよう注意してください。
定植
開花鉢では4~5号鉢に1株、ポット苗では9~10、5cmポットに1株が標準。
「苗当番 育苗用」などの培養土、または消毒済み用土に「バイテクバイオエース®」「リフレッシュ®」「ミリオン」などの土壌改良材を加え、よくなじませた保水、排水性よく活性力のある配合土を使用する。
移植直後は活着をよくするため、地温15℃以上を保ち、冷水潅水には注意。
早春出荷の作型では、活着後、設定温度5℃での管理でも栽培可能です。
肥料
草花一般施肥。
株の状態で判断し「ペンタキープG」「鉄力あくあ™F14」「有機の液肥 ネイチャーエイド」「ホストップ 亜リン酸液肥 (0-25-20)」などの液肥でコントロールしてください。
栽培
耐寒性一年草、
ポットでは無摘芯が基本。ケミカル処理は有効です。
病害虫
灰色かび病、うどんこ病などにかかりやすいので、適宜防除を行う。
ヨトウムシ、アブラムシ、ハモグリバエ、コナジラミなど害虫に注意。
出荷
ポットでは第一花開花以降、また開花鉢では適度な株となってから。
備考
ペレットシードでは播種後、潅水を多めにしペレットを必ず壊してください。
作型図
シリーズ商品の紹介
商品名 |
エコチュニア ローズピンク (ver.2) |