ケイトウ（鶏頭） 「ケイトウ 久留米系」
特長
【サカタ プライド (ver.2)】従来の「サカタ プライド」を改良し、草姿とヘッドの形を改善しました。栽培自体は従来品種と同じです。多肥や多潅水を控えることがポイントです。
【ファイアリーレッド】 当社育成の早生久留米ケイトウです。橙色で、高温期にはより鮮やかになります。性質も強く、耐暑性にすぐれ、花冠も大きくまとまりがよく、早出し栽培ができます。秋に必要な色です。
※窒素肥料分が多い環境では、茎が偏平になったり、花冠の形がくずれたりするので注意してください。カリウムをしっかり効かせて栽培するのがポイントです。
【アーリー ローズ】 当社育成の早生久留米ケイトウです。美しい鮮桃色で、「サカタプライド」と同時出荷できます。生育がよく、少肥栽培すると品質がよくなります。
※窒素肥料分が多い環境では、茎が偏平になったり、花冠の形がくずれたりするので注意してください。カリウムをしっかり効かせて栽培するのがポイントです。
【かがやき】 当社育成の早生久留米ケイトウです。やや紫色を帯びた緋赤色で、濃緑色の葉との調和がよいです。茎はやや赤みを帯びます。性質が非常に強く、つくりやすい品種です。
※窒素肥料分が多い環境では、茎が偏平になったり、花冠の形がくずれたりするので注意してください。カリウムをしっかり効かせて栽培するのがポイントです。
【周防（すおう）】 当社育成の早生久留米ケイトウです。朱紅色の明るい花冠です。葉、茎にやや赤みをもつ銅葉品種で、茎は丸軸で品質がよいです。
※窒素肥料分が多い環境では、茎が偏平になったり、花冠の形がくずれたりするので注意してください。カリウムをしっかり効かせて栽培するのがポイントです。
用途
切り花
作型
施設内栽培または、夏季雨よけ露地栽培です、
播種
周年栽培可能です。ただし低温期間は奇形花の発生するおそれがあります。発芽適温は25℃前後で、発芽日数は5～7日です。直播が通常で、スジまきしてください。セルトレーまきによる移植栽培では「苗当番タネまき用」などの播種専用培養土を使用します。
育苗
長日状態では茎葉が盛んに成長し、帯化となる場合があるので極端な早まきはさけてください。
培養土
栽培床は、完熟堆肥などの有機質を入れて土壌消毒するのが理想で、「バイテクバイオエース®」「リフレッシュ®」などの土壌改良材を加えて活力性のある培養土にしてください。
肥料
前作の肥料残効量を考慮し、EC0.5程度を目安とします。吸肥力が強く、元肥は控えめに施し、前作の植物によっては無肥料栽培です。多肥栽培では葉が茂り、草姿が乱れやすいので注意してください。株の状態で判断し「ペンタキープG」「鉄力あくあ™F10」「有機の液肥ネイチャーエイド」「ホストップ亜リン酸液肥（0-25-20）」などの液肥でコントロールしてください。
栽培
夏切り用に4月以降の播種が通常です。スジまき直まきが通常で、無摘芯栽培による1本切りが基本です。発芽、生育適温は25℃程度で、適温をまもり管理してください。高温、短日により花芽は形成され、長日で遅れます。肥料が多すぎると茎が太く葉が大きくなり、商品価値が落ちます。水分が多いと茎葉の成長が盛んになるので、発芽後は水やりを控えてください。発芽後は苗密度の応じ適度な間引きが必要となる場合があります。密植は病気の発生する確率が高くなります。
病害虫
立枯病、疫病を防ぐために土壌消毒してください。全栽培期間を通しアブラムシ、スリップス、高温時のダニに注意してください。
出荷
穂着色時からの出荷可能です。
備考
長日状態では茎葉が盛んに成長し、帯化となる場合があるので極端な早まきはさけてください。
作型図
シリーズ商品の紹介
| 商品名 | アーリーローズ |
|---|---|
| 商品名 | かがやき |
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| 商品名 | ファイアリーレッド |
|---|
| 商品名 | 周防 (すおう) |
|---|
| 商品名 | サカタ プライド (ver.2) |
|---|---|
| 品種名 | SAKCEL002 |