カンパニュラ 「カンパニュラ メイ シリーズ」
特長
秋まきでも翌春に開花する秋まき1年草タイプです。加温ハウスによる促成栽培は8月中旬以前に播種し、年内は自然の低温にあわせ、年明け後に加温と、電照による16時間の日長になるよう調整します。
用途
切り花、花壇苗
作型
無加温施設内は季咲で、加温施設内は促成栽培です。
播種
5~9月まきです。9月まきでは季咲き開花です。
発芽適温15~20℃・発芽日数7~14日。
「苗当番 タネまき用」などの播種専用培養土を使用し、セルトレー利用が理想です。
育苗
生育適温は15℃前後で、高温期は徒長に注意し、寒冷紗などで管理してください。
「苗当番 育苗用」などの培養土、または消毒済み用土に土壌改良材を加えよくなじませた保水、排水性よく活性力のある配合土を使用します。
定植
摘芯栽培で、20cm×20cm程度の株間が標準です。無摘芯では15cm程度です。
培養土
定植床には完熟堆肥などの有機質を入れ土壌消毒が理想で、「バイテクバイオエース®」「リフレッシュ®」などの土壌改良材を加え活性力のある用土にします。
肥料
前作の肥料残効量を考慮し、EC0.5を目安とします。
基肥主体とし、標準施肥量N,P,K各1kg/a内外です。
多肥栽培では葉がしげり、草姿が乱れやすいので注意してください。
株の状態で判断し「ペンタキープG」「鉄力あくあ™F10」「有機の液肥 ネイチャーエイド」「ホストップ 亜リン酸液肥 (0-25-20)」などの液肥でコントロールしてください。
栽培
花芽分化に低温を必要とします。低温期までに大きな株とします。
タネまきは低温期の100日程度前には終わらせます。暖地では9月中が限界です。
低温遭遇期間は5℃以下の自然環境で60日程度です。
長日開花性であり、短日期の開花では16時間程度の長日と12℃以上の加温が必要です。
摘芯栽培が基本です。抽苔確認後速やかに摘芯してください。
草姿の乱れをさけるため、花芽肥大確認後に電照は中止してください。
病虫害
高温育苗時に立枯病が発生しやすいので、殺菌剤で予防してください。
採花
第1花開花時期。
備考
適度に育った苗が低温に遭遇しないと花芽形成されません。
作型図
シリーズ商品の紹介
商品名 | メイ パープル |
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商品名 | メイ パープルマーデン |
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商品名 | メイ ピンク |
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商品名 | メイ ブルー |
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商品名 | メイ ホワイト |
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