カンパニュラ 「カンパニュラ チャンピオンiQ シリーズ」
特長
従来の「チャンピオン」シリーズを改良し、軸が真っすぐ上がり、花が上を向き、穂詰まりよく生育するようにしました。生育特性は「チャンピオン」シリーズと同じで、花芽分化に低温を必要としない四季咲き性品種です。低温短日期の促成栽培は電照と加温が必要です。※iQとは改良系(improved Quality)の略です。
用途
切花・花壇
作型
無加温施設内で季咲、加温施設内では促成栽培または、抑制。寒地春まき夏切りです。
播種
周年栽培可能です。7~2月まきが標準です。発芽適温15~20℃・発芽日数7~14日。「苗当番 タネまき用」などの播種専用培養土を使用し、セルトレー利用が理想です。
育苗
生育適温は15℃前後で、高温期は徒長に注意し、寒冷紗などで管理してください。「苗当番 育苗用」などの培養土、または消毒済み用土に土壌改良材を加えよくなじませた保水、排水性よく活力性のある配合土を使用します。
定植
無摘芯栽培で、12cm×12cm程度の株間が標準です。
培養土
定植床には完熟堆肥などの有機質を入れ土壌消毒が理想で、「バイテクバイオエース®」「リフレッシュ®」などの土壌改良材を加え活性力のある用土にします。
肥料
前作の肥料残効量を考慮し、EC0.5~0.7を目安とします。基肥主体とし、標準施肥量N、P、K各1kg/a内外です。多肥栽培では葉が茂り、草姿が乱れやすいので注意してください。株の状態で判断し「ペンタキープG」「鉄力あくあ™F10」「有機の液肥ネイチャーエイド」「ホストップ亜リン酸液肥(0-25-20)」などの液肥でコントロールしてください。
栽培
高温長日期の育苗、栽培では、貧弱株で開花のおそれがあるので注意してください。長日開花性、短日期の開花では16時間程度の長日と12℃以上の加温が必要です。急激は加温と長日処理を加えると成長点に障害が出るおそれがあるので注意してください。草姿の乱れをさけるため、花芽肥大確認後電照を中止してください。鉢栽培ではわい化剤処理が必要です。
病害虫
高温育苗時に立枯病が発生しやすいので、殺菌剤で予防してください。
採花
第一花開花時期。
備考
低温に遭遇せず長日のみで開花するため、高温長日期間の栽培には注意してください。急激な加温と長日処理を加えると成長点に障害がでるおそれがあるので注意が必要です。
作型図
シリーズ商品の紹介
商品名 | チャンピオンiQ ディープブルー |
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商品名 | チャンピオンiQ ピンク |
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商品名 | チャンピオンiQ ローズ |
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商品名 | チャンピオンiQ ライラック |
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