アスパラガス 「メリーワシントン」
長年収穫できる健康野菜
特長
ヨーロッパに広く分布するユリ科の宿根草で一度タネをまくと10年以上も収穫できます。グリーンアスパラガスは栄養価が高く、独特な風味でサラダや炒め物をはじめ、いろいろな料理に使われます。
タネまき
ポットなどに2~3粒を深さ5mmにまき、草丈5cm程度で間引いて1本立ちにし、本葉3~4枚の苗にします。露地育苗の場合は、株間10cmで、3~4粒まき、草丈10cm程度で1本立ちにします。10月ころに株(根株)を掘り上げます。
栽培管理
うね幅1.2m、株間40cmで、苗なら4~5月に、根株なら10~12月に、植えつけます。株が大きくなってきたら、支柱を立て、ひもなどで囲うように縛って倒伏を防ぎます。追肥と土寄せは1か月に1回行います。
収穫
ポット育苗や暖地の露地まきでは2年目から多少収穫できますが、本格的な収穫は3年目から開始します。収穫期間後は、翌年のために茎葉を伸ばし、根に養分を蓄積させます。※タネはまく前に30℃くらいのぬるま湯に2日ほど浸けておくと発芽しやすくなります。
畑づくりと苗づくり
1m2当たり苦土石灰150g、完熟堆肥3kgと有機配合肥料150gを施し深く耕した畑に株間約10cmで3~4粒ずつ点まきし、10cmほどに伸びたら1本立ちにします。30℃の温湯に2~3日浸してからまくと早く発芽します。
植え付けと栽培管理
11月ころ(寒地は翌4月)に株を堀り上げ、芽数と太根が多い株を選び、株間40cmに1株ずつ植え付けます。収穫までの期間が長いので様子を見ながら追肥をして株を育てます。