ベゴニア(球根ベゴニア) 「ベゴニア フォーチュン シリーズ」
特長
早生大輪のわい性の球根ベゴニア種です。花径10cm内外、迫力ある大きな花が魅力で花つきよく、花色の豊富さも特徴です。生育旺盛ですが極端な暑さには弱いため、一般地では5月に種をまくか7月に苗を購入し、山上げの後、秋にポット苗出荷します。高冷地、寒冷地では1月に定植し、5月~6月出荷が可能です。
用途
鉢、ポット苗
作型
寒冷地高冷地向き加温室内栽培による早春まきによる晩春~夏の鉢出荷、
一般地、高冷地夏蒔きの山上げ栽培等による秋出荷。
播種
早春~夏。
発芽適温20~25℃前後、発芽日数10~14日。
「苗当番 タネまき用」などの播種用土を使用、セルトレーまきが理想です。
覆土は不要ですが、初期の乾燥を避けるため保水性の良い用土を使用し、種子を乾かさないよう注意してください。
育苗
栽培適温20~25℃。
「苗当番 育苗用」などの培養土、または消毒済み用土に「バイオエース」、「ミリオン」などの土壌改良材を加え、よくなじませた保水、排水性よく活性力のある配合土を使用します。育苗期間は過湿を避け、日当たり良い環境で管理してください。
定植
4~5号鉢に1株、ポット苗では9~10.5cmポットに1株が標準です。
肥料
草花一般施肥。
株の状態で判断し、「ペンタキープG」「鉄力あくあ™F10」「有機の液肥 ネイチャーエイド」「ホストップ 亜リン酸液肥 (0-25-20)」などの液肥で適宜、追肥してください。
栽培
非耐寒性球根、周年栽培可能ですが、老化株は短日で休眠します。
発芽後は徒長や立ち枯れなどの病気を避けるため、20℃程度に温度を下げ、潅水代わりに適宜薄い液肥を与える。
移植直後は活着をよくするため、地温15℃以上を保ちます。冷水潅水には注意が必要です。無摘芯管理が基本です。温度、潅水、株間などでコントロールし丈の伸びを防ぎます。
病虫害
ウドンコ、立ち枯れ、ウイルスなど。
全栽培期間を通しアブラムシ、スリップス、ダニなど害虫に注意が必要です。
出荷
第一花開花以降。