特長
従来品種に比べ開花が早く、株張りがよく、かつコンパクトな草姿になります。高温期の栽培でも徒長しにくく、花立ちがよいです。
作型
夏まき早秋出荷から、秋まき春出荷が基準です。寒地用では早春まき春出荷も可能です。
播種
夏~早春。発芽適温20℃前後、発芽日数7~10日。
播種専用培養土を使用し、セルトレーまきが理想です。
育苗
生育適温15~20℃。
培養土、または消毒済み用土に土壌改良材を加えよくなじませた保水、排水性よく活性力ある配合土を使用してください。
定植
開花鉢では4~5号鉢に1株、開花ポット苗では9~10.5cmポットに1株が標準。
移植後は適湿、適温下で管理します。
肥料
草花一般施肥。
株の状態で判断し液肥でコントロールしてください。
栽培
冷涼な気候を好む耐寒性一年草で、栽培温度は15~20℃が理想、30℃以上は避けてください。
日当たり良い環境での管理が理想ですが、夏期は気温を下げるため寒冷遮下で気温を下げ、風通しよい環境で管理します。
育苗中は潅水代わりに適宜薄い液肥を与えます。温度、潅水、株間などでコントロールして徒長を防ぎます。
病虫害
立枯れ病、ボトリチス病など。
全栽培期間を通しアブラムシ、ハダニに注意してください。
備考
高冷地以外での極端な早まきは避けてください。徒長、貧弱株開花の原因となります。
作型図