バーベナ 「バーベナ ベスタ シリーズ」
特長
株の締まりがよく、とてもコンパクトな草姿になります。スペーシングの必要が少なく、生産性が高いです。
用途
鉢、ポット苗
作型
早春まき春出荷から夏まき秋出荷です。加温室内栽培による春出荷が基準です。
播種
冬から春まきが標準です。
発芽適温20℃前後、発芽日数10日。
「苗当番 タネまき用」などの播種専用培養土を使用し、セルトレーまきが理想です。
過湿や乾燥では発芽不良になります。
育苗
栽培適温15～20℃。
「苗当番 育苗用」などの培養土、または消毒済み用土に「バイテクバイオエース®」「リフレッシュ®」などの土壌改良材を加え、よくなじませた保水、排水性よく活性力のある培養土を使用してください。
定植
開花鉢では、4号鉢に1株が標準です。
ポット苗では、9～10.5cmポットに1株が標準です。
肥料
草花一般施肥。
株の状態で判断し、「ペンタキープG」「鉄力あくあ™F10」「有機の液肥 ネイチャーエイド」「ホストップ 亜リン酸液肥 （0-25-20）」などの液肥でコントロールしてください。
栽培
耐寒性一年草で、春のポット出荷用に冬から早春まきが基本です。
セルトレーを使用し、20℃程度で発芽させます。
初期の乾燥をさけるため、保水性のよい用土を使用し、種子を乾かさないでください。
発芽後は、徒長や立ち枯れなどの病気をさけるため、温度を下げてください。
育苗期間は過湿をさけ、日当たりのよい環境で管理します。
灌水代わりに適宜薄い液肥を施してください。
移植直後は活着をよくするため、地温15℃以上を保ちます。
ポットでは無摘芯が基本です。
温度・灌水・株間などでコントロールし、丈の伸びを防いでください。
病虫害
うどんこ病、苗立枯病、ウイルス病など。
全栽培期間を通しアブラムシ、スリップス、ダニ、ハモグリなど害虫に注意してください。
出荷
第1花開花以降、またポットでは適度な株となってから出荷可能です。
備考
播種後発芽までは適温、適湿度が必要です。極端な乾燥や過湿は禁物です。
発芽をよくする簡単な手段で、播種後1日後に水やりをすると効果があります。