ダイアンサス(ナデシコ) 「ダイアンサス ミーティア シリーズ」
特長
当社育成のカワラナデシコです。草丈が80cm以上になります。従来品種に比べ茎がかたく、すっきりとした草姿で切り花向きです。開花ぞろいもよく、均一性があります。
※奇形葉が出ることもあるので、ポット出荷では注意してください。
※フザリウムに注意が必要です。
用途
切り花、開花鉢、ポット苗
作型
季咲き栽培をはじめ、施設内栽培による初夏まき秋~春切りが基準で、初夏まきによる年内一番切り後、加温または無加温で2~3番切りが有利です。
ポット出荷では初夏まき秋出荷から年内まき春出荷です。
播種
切り花栽培では、7~9月まきが標準で、寒地では早春まきも可能です。
発芽適温は20℃前後で、発芽日数は5~7日です。
「苗当番 タネまき用」などの播種専用培養土を使用し、セルトレーまきが理想です。
覆土が必要です。
育苗
生育適温は15~20℃です。
「苗当番 育苗用」などの培養土、または消毒済み用土に土壌改良材を加えよくなじませた保水、排水性よく活性力のある培養土を使用してください。
定植
切り花栽培では20cm×20cm程度の株間が基準です。寒地早春まきでは15cm程度です。
培養土
定植床は、完熟堆肥などの有機質を入れての土壌消毒が理想で、「バイテクバイオエース®」「リフレッシュ®」などの土壌改良材を加え活性力のある培養土にしてください。
肥料
前作の肥料残効量を考慮し、EC0.5を目安とします。
標準施肥量N,P,K各1kg/a内外で、元肥、追肥に分け施します。
(施肥料は作型により変え、冬期無加温室、低加温栽培では少なめが理想です)
冬期加温による長期採花栽培では適宜追肥してください。
株の状態で判断し、「ペンタキープG」「鉄力あくあ™F10」「有機の液肥 ネイチャーエイド」「ホストップ 亜リン酸液肥 (0-25-20)」などの液肥でコントロールしてください。
栽培
定植後または育苗時に摘芯し、側枝を発生させ採花します。
株間などを考慮し、側枝の発生が多すぎる場合は整理します。(10本内外まで)
低温栽培では、葉にシミが入る場合があるので注意してください。
生育初期、奇形葉が発生する場合がありますが、後に回復するので、採花にはまったく問題ありません。
四季咲き品種ですが、高温、長日で開花促進されます。
病虫害
高温育苗時に立枯病が発生しやすいので、殺菌剤で予防してください。
全栽培期間を通しダニ、スリップスの発生に注意してください。
採花
1枝当たり数輪開花時に出荷可能です。
備考
株元に奇形葉が発生する場合があります。
作型図
シリーズ商品の紹介
商品名 | ミーティア ピンク |
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商品名 | ミーティア ホワイト |
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商品名 | ミーティア ローズピンク |
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商品名 | ミーティア ミックス |
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