センニチコウ(千日紅) 「センニチコウ ちなつ シリーズ」
特長
ヒユ科センニチコウ属の種間雑種で、従来種にはない旺盛な分枝力で株を張らせながら、株一面に愛らしい小さな花を次々とたくさん咲かせます。開花期は5~10月と長く、真夏の暑さや乾燥に強く花もちが極めてよいのが特徴です。花壇や鉢植えで単品でも楽しめるほか、ハンギングバスケット、寄せ植えでの他の花とのアレンジメントなどで多彩に楽しめます。花の大きさは2cm程度です。草丈は20~30cmと低いまま、株張りが約30cmにもなります。
用途
鉢、ポット苗
作型
春まき初夏出荷~夏まき秋出荷
播種
早春から初夏まきが基本です。発芽適温20~25℃、発芽日数7日程度。
「苗当番 タネまき用」などの播種用土を使用し、セルトレーまたは箱まきとする。200穴、または288穴セルトレーを使用し覆土します。温度が低いときは、農電ケーブルなどを使用し20℃以上で発芽させてください。
育苗
栽培適温25℃前後。
「苗当番 育苗用」などの培養土、または消毒済み用土に「バイテクバイオエース®」「リフレッシュ®」「ミリオン」などの土壌改良材を加え、よくなじませた保水、排水性よく活性力のある配合土を使用します。発芽後は水を控え徒長や立ち枯れなどの病気を避け、日当たり良い環境で管理してください。育苗中は潅水代わりに適宜に薄い液肥を与えてください。
定植
開花ポット苗では、10.5cmポットに3株が標準。発芽後、本葉展開後に移植し、セルトレーではセルの大きさにより対応します。
肥料
株の状態で判断し「ペンタキープG」「鉄力あくあ™F14」「有機の液肥 ネイチャーエイド」「ホストップ 亜リン酸液肥 (0-25-20)」などの液肥でコントロールしてください。
栽培
相対的短日で花芽が優先されます。栽培温度は最低気温12℃以上を維持し、地温20℃以上が理想です。過湿と多肥を嫌います。潅水は控えめにして乾かし気味に管理します。また、肥料が多いと株の下葉が枯れ上がりやすくなりますので注意します。無摘芯栽培が基本です。
病虫害
葉斑病。潅水時、泥水が跳ね上がらないよう注意する。赤さび病。乾燥気味にすると
発生を抑えられる。高温乾燥するとハダニの発生がおおくなるので注意する。
出荷
天花開花時より。
作型図
シリーズ商品の紹介
商品名 | ちなつ ホワイト |
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商品名 | ちなつ パープル |
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