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コスモス 「コスモス キャンパス シリーズ」

特長

玉川大学 稲津厚生先生作出のシリーズです。晩生品種で季咲き開花は10月からとなる秋咲き品種です。花径6~7cm程度です。日長に左右されない中日性のコスモスとは光周面での管理は異なりますが、用土、肥料、潅水等の管理は同様です。

用途

切花、緑花

作型

施設内周年栽培。

播種

周年栽培可能。無加温では春~夏まき。株が倒れ見苦しくなるため、緑花関係では早まきは避けてください。発芽適温20℃前後、発芽日数5~7日。
「苗当番 タネまき用」などの播種用土を使用し、セルトレーまたは直まき。

育苗

生育適温20~25℃。発芽、生育適温20~25℃程度、適温を維持し管理してください。低温期間では奇形弁が発生しやすくなります。切花栽培ではセルトレー育苗が基本です。株は絶対に老化させないよう注意してください。

定植

無摘芯栽培で、10~12cmの株間が標準。摘芯では20cm程度。

用土

定植床には完熟堆肥などの有機質を入れ土壌消毒が理想で、「バイテクバイオエース®」「リフレッシュ®」「ミリオン」などの土壌改良材を加え、活性力のある用土にします。

肥料

前作の肥料残効量を考慮し、EC0.5程度が目安。基肥は控え目に施し前作の植物によって判断。多肥栽培では葉が茂り、草姿が乱れやすいので注意してください。
「ペンタキープG」「鉄力あくあ™F14」「有機の液肥 ネイチャーエイド」「ホストップ 亜リン酸液肥 (0-25-20)」などの液肥でコントロールしてください。
花芽分化は光周性に左右されますので、栽培時期により肥料も適宜変更してください。

栽培

短日期には長日、長日期には短日処理も必要です。無摘芯または摘芯栽培が考えられます。株間は栽培時期、方法により適宜に変更してください。

病虫害

立ち枯れ、ウドン粉病。
全栽培期間を通しアブラムシ、スリップス、オンシツコナジラミ、ダニに注意。

採花

数輪開花後。

備考

短日開花性品種。栽培時期により日長処理が必要。

作型図

シリーズ商品の紹介

商品名 キャンパス イエロー
 
商品名 キャンパス オレンジ
 
商品名 キャンパス クリムソン