『ミニ野菜』と『ベビー野菜』は、青果が小さく可愛らしいことや、一般的なサイズのものより
小ぶりなことからそう呼ばれているものがほとんどですが、明確な定義はありません。
ただ、「ミニ」あるいは「ベビー」と呼ばれる野菜は栽培する場合、
おおまかには次のような分類ができそうです。
通常より小さいサイズで成熟するもの。それ以上大きくならないないものとさらに大きくなるものがある。「ミニ」は、「ミニチュア」の「ミニ」である。
通常の栽培方法だと大きくなるが、密植や早採りをすることにより小ぶりな野菜として収穫することが可能。この場合の「ベビー」は、「赤ちゃん」の意味の「ベビー」である。
当社で「ミニ」とうたっているものは、ミニで収穫したほうが、その品種のパフォーマンスが発揮されると捉えています。栽培は、収穫物がコンパクトなので小さなスペースでもできるものと、標準のサイズのものと同レベルのスペースが必要なものがあります。
●ひとつひとつが軽いので作業が楽。
●収穫までに時間がかからない。
●多様化する消費者の好みに合わせ、面積の決まった売り場に多種類の野菜を置ける。
●切り売りしないで済むのでラッピングなどの手間が省ける。
●切らないので、風味も損なわれず、栄養価や水分の減少を抑えられる。
●カット野菜より日持ちし、単身者や少人数の家庭でも重宝する。
●包丁で切る手間も省け、そのまま調理すれば栄養価も逃げない。
●収穫までに時間がかからない。
収穫物は小さくても、植物全体がコンパクトではないので、ある程度のスペースが必要なものもあり、
全てのミニ&ベビー野菜がベランダで育てられるのではありませんが、
省スペースで栽培可能なものはベランダ栽培が楽しめます。
品種 | 品目 | まきどき(大株向け) |
---|---|---|
ベビーサラダミックス | ベビーサラダ |
周年 |
レッドマスタード | ベビーサラダ |
周年 |
みなとべかな | ツケナ |
2〜6月、8〜11月 |
野沢菜 | ツケナ |
3〜5月、9〜10月 |
黄味小町 | ハクサイ |
3月、8〜9月 |
中国紹菜 | ハクサイ |
8〜9月 |
春まき新山東菜 | ハクサイ |
3〜6月、8〜10月 |
タイニーシュシュ | ハクサイ |
4〜11月 |
みさき | キャベツ |
1〜4月、7〜11月 |
ガーデンレタスミックス | レタス |
3〜6月、8〜10月 |
コスレタス | レタス |
2〜4月、8〜9月 |
フリンジーグリーン | レタス |
3〜6月、8〜10月 |
美星 | カリフラワー |
2〜3月、7〜8月 |
オレンジ美星 | カリフラワー |
2〜3月、7〜8月 |
シャオパオ | チンゲンサイ |
3〜12月 |
アイデアル | スイスチャード |
3〜12月 |
ロケット | ルッコラ |
3〜7月、9〜11月 |
九条 | ネギ |
3〜10月 |
緑秀 | ネギ |
3〜10月 |
ころっ娘 | ダイコン |
4〜5月、8〜9月 |
雪美人 | ダイコン |
3〜12月 |
辛吉 | ダイコン |
9月 |
紅化粧 | ダイコン |
9月 |
春京赤長水 | 中国ダイコン |
3〜5月、8〜10月 |
カラフルファイブ | ハツカダイコン |
1〜5月、8〜11月 |
紅白 | ハツカダイコン |
1〜5月、8〜11月 |
さくらんぼ | ハツカダイコン |
1〜5月、8〜11月 |
レッドチャイム | ハツカダイコン |
2〜5月、9〜12月 |
雪小町 | ハツカダイコン |
1〜5月、8〜11月 |
あやめ雪 | カブ |
1〜6月、7〜10月 |
みふね | カブ |
1〜5月、8〜12月 |
たかね | カブ |
1〜6月、7〜10月 |
金町小かぶ | カブ |
3〜6月、8〜10月 |
四季まき小かぶ | カブ |
3〜6月、8〜10月 |
ダイエット | ゴボウ |
3〜9月 |
ベビーキャロット | ニンジン |
3〜4月、7〜10月 |
アイコ | ミニトマト |
2〜5月 |
イエローアイコ | ミニトマト |
2〜5月 |
ミニキャロル | ミニトマト |
2〜5月 |
オレンジキャロル | ミニトマト |
2〜5月 |
イエローキャロル | ミニトマト |
2〜5月 |
シュガーランプ | ミニトマト |
2〜5月 |
レジナ | ミニトマト |
2〜5月 |
キャロルロゼ | ミニトマト |
2〜5月 |
栗っプチ | カボチャ |
2〜5月、8月 |
プッチィーニ | カボチャ |
2〜5月 |
リル | キュウリ |
3〜8月 |
ごちそうなす | ナス |
3〜5月 |
うす皮味丸 | ナス |
3〜6月 |
紅こだま | スイカ |
3〜4月 |
ころたん | メロン |
苗の植え付け:5月〜6月(苗販売のみ) |
※あくまで一般のタネまき期(温暖地での目安)です。地域や条件に合わせた栽培をおすすめします。