「赤熟もぎり」とは、上記段階のステージ4以降の赤さで収穫する方法のことです。
「え?トマトって赤くなってから収穫しているんじゃないの?スーパーや八百屋さんでは赤いトマトが売っているじゃない?」と思われているかもしれませんが、他社の青もぎりトマトを赤く熟してから収穫して出荷すると、お店までの輸送中にやわらかくなってしまったり、傷んでしまいます。そのため、産地にもよりますが、一般的には、夏秋はステージ1~2・冬春はステージ2~3くらいで収穫しています。
王様トマトは果肉がしっかりしているため、樹で赤く熟させる「赤熟もぎり」(ステージ4以降)で収穫しても輸送に耐えることができます。その結果、うま味成分や栄養成分が豊富で、甘みと酸味のバランスがとれたトマト本来のおいしさを楽しむことができるのです。