1つの花径に3~5花をつける西洋系のアサガオです。葉は丸く、さわやかな空色の花は短日開花性により暖かい地域で8月以降から霜のころまで咲き続けます。とても生育がよく「緑のカーテン」に適しています。
株間(地植え) | 30cm |
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株間(プランター) | 20cm |
緑のカーテン用 タネまき時期 |
4月下旬~5月下旬 |
開花時期(温暖地) | 8月下旬~11月下旬 |
ネットの網目サイズ | 10cm程度 |
その他 | 西洋アサガオは生育旺盛だが開花時期が遅い |
ここでは「緑のカーテン」を夏場(8月~9月)に作ることを目的とし、横浜地域(温暖地)での栽培を基準にしています。各地域各植物標準の育て方とは異なる部分がありますので、あくまでも目安としてください。(植物は生き物ですので地域や条件によって差が出ます。)とくに苗を購入される場合は販売時期と合わないことがありますのでご注意ください。 プランターは65×30 ×35cm(土の容量約35リットル)サイズを基準としています。
栽培環境 | 夏の高温と強い日ざしでぐんぐんと生育するアサガオは、日当たりと風通しのよい場所を好みます。梅雨寒のときは生育が止まったようになりますが、植えつけ前の小鉢では保温管理します。植えつけ後の株では気温が高くなるのを待ちます。 |
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タネまき | 発芽適温は約25℃前後と高温を好むので、暖かい地域でも5月に入ってからタネまきします。ジフィーセブンや9cmポットにタネまき用土を入れて2~3粒のタネを1cmほどの深さでまきます。タネまき後は十分水をやり、発芽するまで表面が乾燥しないよう注意します。発芽後子葉が十分に開いたころ、最も生育のよい株を残して1本に間引きします。 |
植えつけ (定植) |
鉢に根がまわり本葉が2~3枚になったころ植えつけます。65cmほどの深型プランターでは3株植え、地植えでは株間約30cmが目安です。 |
管理のポイント (栽培のポイント) |
植えつけ後4~5節のところで摘芯をすると、各節から枝が出て多くの花を楽しむことができます。草勢が強く気温の上昇とともにぐんぐんと生育します。とくに支柱やネットは早めにしっかりと準備します。肥料切れを起こすと葉が黄ばみ、斑点病の発生や花が小さくなるので、注意が必要です。 |
施肥 | 栽培期間が長いので、肥料切れを起こさないように月に1度、化成肥料を株元に5~10g、ばらまくように追肥します。 7~10日に一度1~2,000倍の液肥を水やりがわりに施します。 |
水やり | 地植えは晴天が長く雨が降らないとき、水やりをします。 鉢・プランター植えは表面が乾いたら、底から水がでるように水やりをします。 |
病害虫 | 葉の食害はアオムシです。葉が部分的に黄色く変化して、小さな斑点が目立つときはハダニの発生に注意します。肥料切れが斑点病を発生しやすくします。 |
楽しみ方 | 樹勢が強く「緑のカーテン」に適します。長く花を楽しむため、タネがつかないよう花の咲きガラをこまめに取ります。植えつけ後4~5節のところで摘芯をすると、各節から枝が出て多くの花を楽しむことができます。開花持続性は日本アサガオに比べて長く霜の降りるころまで咲き続けます。 |
その他 | 花が咲かない要因 夜の明るい場所→夜間光の当たらない場所へ 日照不足→日当たりのよい場所へ 茎葉ばかり繁る→肥料を施さず、水やりも控える |