ユウガオ

花径約10cmのアサガオに似たラッパ状の白花が、夕やみとともに咲き始め、やわらかな香りを伴い、早朝にしぼむ神秘的なつる性植物です。垣根や日よけ、あんどん仕立てに向きます。カンピョウをとるウリ科のユウガオとは別のものです。

ユウガオ
  • カテゴリー:flower
  • 育てやすさ:beginner
  • 成長の早さ:fast
  • 背丈:high
  • 葉の量:large
  • 病気:strong
  • 手間:row
  • 虫:off
株間(地植え) 30~50cm
株間(プランター) 30cm
緑のカーテン用
タネまき時期
4月下旬~5月下旬
開花時期(温暖地) 8月下旬~11月下旬
ネットの網目サイズ 10cm程度
その他

ここでは「緑のカーテン」を夏場(8月~9月)に作ることを目的とし、横浜地域(温暖地)での栽培を基準にしています。各地域各植物標準の育て方とは異なる部分がありますので、あくまでも目安としてください。(植物は生き物ですので地域や条件によって差が出ます。)とくに苗を購入される場合は販売時期と合わないことがありますのでご注意ください。 プランターは65×30 ×35cm(土の容量約35リットル)サイズを基準としています。

育て方

栽培環境 北米フロリダ地方原産の春まき1年草です。夕方から咲き始め、翌朝にはしぼんでしまう夜咲きの花です。日当たりと水はけのよい環境を好みます。気温の上昇とともに生育旺盛になります。つるの伸びが早いので、早めに支柱やネットを張ります。
タネまき 発芽適温は地温が20~25℃と高いので、葉ザクラのころからタネまきを始めます。種皮がかたいので、タネまきの前にヤスリなどで軽く傷をつけ、2~3時間水につけてふくらんだタネをまきます。ポットに2~3粒のタネを1cmほどの深さにまいて、たっぷりと水やりします。発芽までの約10日間は乾かさないようにします。
植えつけ
(定植)
ポットに根がまわったころ、日当たりと水はけのよい場所に、完熟堆肥5kgや化成肥料80kgを入れて、株間40cm前後で植えつけます。65cmほどの深型プランターでは2株が目安です。
管理のポイント
(栽培のポイント)
発芽後は日当たりと風通しのよい場所で、過湿に注意して健康な苗に育てます。気温の上昇とともにぐんぐんと生育するので、しっかりした丈夫なネットを早めに張ります。葉が下のほうから黄ばんで落ちてくるのは、根づまりによる株の老化です。生育が旺盛なので、鉢植えは10号(30cm)鉢に1本植えを目安にします。鉢土の水不足や肥料不足で、下葉から枯れてきます。鉢土をくずさないようにして、大きな鉢に植え替えてください。
施肥 多くの肥料を必要とするので、株の生育や葉の色を観察しながら必要に応じて追肥します。
水やり 鉢・プランター植えは表面が乾いたら、底から水がでるように水やりをします。
病害虫 アブラムシやアオムシに注意して、定期的に薬剤散布します。
楽しみ方 「緑のカーテン」や垣根に好適で、アサガオと上手に混植すれば朝と夕方に花が楽しめます。、ネットに這わせると、すてきな緑の壁ができて、ディスプレーが楽しくなります。

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白花夕顔

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