キツネノマゴ科ツンベルギア属一年性つる植物です。濃淡のある黄色やオレンジ色や白色の3cm程の花をつける。中心にかわいらしい黒目が入ります。
開花期10月ころまで、長期間花が楽しめます。
ここでは「緑のカーテン」を夏場(8月~9月)に作ることを目的とし、横浜地域(温暖地)での栽培を基準にしています。各地域各植物標準の育て方とは異なる部分がありますので、あくまでも目安としてください。(植物は生き物ですので地域や条件によって差が出ます。)とくに苗を購入される場合は販売時期と合わないことがありますのでご注意ください。 プランターは65×30 ×35cm(土の容量約35リットル)サイズを基準としています。
栽培環境 | 日当たり、水はけのよい場所を好みます。 |
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タネまき | タネまきは、発芽地温が20~25℃と高く4月上旬~6月下旬が適期になります。直播きでは、株間30cmで2~3粒の点播きし10mmほど土をかけます。本葉3~4枚のころ1本に間引きをします。 ポットまきでも同様にタネまきを行います。本葉2~3枚で1本に間引きを行い、育苗します。 |
植えつけ | 育苗したポット苗は株間30cmほどに定植します。定植時に完熟堆肥、腐葉土、元肥を混入します。 65cmほどの深型プランターでは2、3株が目安です。 |
管理のポイント (栽培のポイント) |
生育温度は20~30℃と高いです。多湿に弱いので、風通しをよくするのに心がけ、株間を広くとることをおすすめします。 |
施肥 | 定植時に元肥として、緩効性の肥料を適量混入しておき、10~15日に一度液体肥料を水代わりに施します。 |
水やり | 地植えの場合、葉がしおれぎみの時は十分に水やりをします。 鉢・プランター植えでは、地表が白く乾いてきたら、十分に水やりをします。 |
病害虫 | ハダニがつきやすいので注意します。 |
その他 | つり鉢植えでは、つるが10cmほど伸びたところで、摘芯するとわき芽がでて、より豪華に花をつけます。 |