方角、日の差しかた、水やりのしやすさ、排水や人の出入り、物干し場所などを考えて設置場所を決めます。
マンションなどでは避難通路や避難ハッチの開閉を妨げないように設置するとともに、土や水、育った植物が隣人や階下住人の迷惑にならないよう気をつけて設置場所を決めます。
緑のカーテンが成長すると、果実の重さや台風などの強風でネットが切れて飛ばされてしまうなど思わぬトラブルになることがあるので、しっかりと設置することが大切です。とくに二階以上の高いところに設置する場合はより注意が必要です。
高い場所での作業は、作業者や物が落下しないよう十分注意します。
二階にベランダなどがあれば柵や手すりにネットの上部をしっかりと結びつけます。ない場合は雨どい用の金具(強度を確認)などでも可。
ネットの下部はプランターの重みを利用して張りの調節をすると便利です。
屋根があれば床と屋根を物干し用の突っ張り棒を使ってしっかりと固定し、支柱にネットを針金などで結びつけます。屋根がない場合は柵や手すりなどの頑丈な場所を工夫して利用するか、固定された物干し用金具などを支柱代わりに利用します。
壁にコンクリート用粘着フックなどを取り付け、そこにネットを固定する方法もあります。ネットの下部はプランターの重みを利用して、張り(たわみ)の調節をすると便利です。