<用意するもの>
<使うと便利>
<事前準備>
育ちやすい環境作り
水はけがよく、日当たりのよい畑を選びます。
水分の調節のため、あらかじめ畝を高くすることをおすすめします。
苦土石灰を2~3握り(100~150g)/平方メートルをまいて深く耕しておきます。
完熟堆肥2~3kg/平方メートルと化成肥料(窒素8:リン酸8:カリ8など)2握り(約100g)/平方メートルまき、畝を作ってマルチを張ります。
<用意するもの>
栽培容器はできるだけ大きく
●容器
1株の場合は直径30cmの鉢(16リットル)以上2株の場合は長さ73cm以上のプランター(46リットル)
<事前準備>
培養土をプランターに入れ、植え付けできるようにします。支柱やネットなどは後でセットするため、事前に用意しておきます。
定植時に用意するもの
後で必要になるので用意した方がよいもの
メロンの原産地は高温で乾燥する地帯です。
生育適温を守り、特に夜間の温度確保に努めましょう。
低温になると成長が止まったり、枯れてしまったりする場合があります。
<ころたんの生育適温>
植え付け時 適温:昼間20〜25℃、夜間15℃以下にならないように。地温:16℃以上。
開花期~肥大期 適温:昼間20〜30℃、夜間15℃以下にならないように。地温:16℃以上。
植え付けの2週間以上前に、1㎡当たり苦土石灰100~150gを全面に散布して深く耕し、水はけをよくするために高さ20cmくらいの高畝にして黒マルチを敷いておきます(黒マルチをすることで地温が上がり、雑草を抑え、泥はねで発生する病気を防げます)。次に1週間以上前までに元肥として1㎡当たり完熟堆肥を2~3kg、野菜用の緩効性肥料を約100g施します。
立体栽培の場合はつるを立ち上げるために、長さ180cm以上のしっかりした支柱で5~10cm目合のネットを張ります。
植え付けはポット土の表面が5mm~1cm植え付けの土より出るように浅めにし、その後たっぷりと水をやりましょう。株間は90cmくらいとりましょう。
冷え込み(夜間15℃以下)が予想される日は、ホットキャップや不織布トンネルを使用するなどして防寒してください。
つるを立ち上げるために、長さ150cm以上のしっかりした支柱で5~10cm目合のネットを張ります。1株植えの場合は直径30cm以上(土の容量16リットル以上)の容器を用いて、「野菜三昧®」や市販の野菜用培養土にポット土の表面がプランターの土より5mm~1cm程プランターの土より出るように浅めに植え付けます。ただし、「野菜三昧®」や市販の野菜用培養土には肥料が含んでいますので、さらに肥料を入れる必要はありません。植え付け時はたっぷりと水をやりましょう。プランター栽培で複数株植える場合には、株間を40~60cmとりましょう。気温が低い時はホットキャップなどを使用して防寒をしてください。
※土の容量は必ず規定量を入れてください。
できるだけ長時間日が当たり風通しがよく、雨よけがある場所に置きましょう。
植えました
ポットの土の表面が少し出るくらい浅めに植えます。
植え付け後の温度、特に夜温が15℃以下にならないように、新葉が展開し、成長するまではホットキャップや不織布トンネルを使用して、生育適温を確保してください。
定植後に低温が続く場合は、ホットキャップなどで保温対策をします。
戸外で地植えの場合は定植後のウリハムシなどの防虫対策や、防寒を兼ねて不織布や防虫ネットのトンネル利用をおすすめします。
栽培初期に子づるが伸びる場所の準備を行ないます。
地這い栽培の場合は子づるが這う部分に敷わらをしておきます。
ホットキャップ使用例
まだ苗が小さいときにウリハムシなどの虫が付くと成長が止まることがあります。網目が2mm以下のネットや、不織布などをかぶせて虫を防ぎます。不織布は保温の効果もあります。 すでに虫が付いている場合は、取り除いてください。
防虫ネット使用例
※ホットキャップや防虫ネットをかぶせたままにしないでください。特にホットキャップは、中が蒸れて病気発生の原因になります。天気予報を確認しながらのご利用をお願いいたします。
水のやりすぎに注意! 水が多いと病気や立枯れの原因となります。
露地栽培の場合、定期的な水やりは必要ありません。雨が降らずに、土が乾いて葉がしおれてきた場合だけたっぷりと水を与えてください。
土の表面がさらさらとして手に付かない程度に乾いたのを確認した上で、水を与えてください。水を与えるときは水が容器の底から流れ出るまでたっぷりと与えてください。
水やりをしました
水やりは、葉に水がかからないようにします。植え付けのときは水をたっぷりやります。以後、基本的には乾かし気味で管理します。