親づるを摘芯して子づるを長く伸ばし、孫づるに着果させるように整枝します。
苗が成長してきたら、支柱への誘引を兼ねて整枝を行います。根元から伸びる茎を「親づる」、親づるの葉の付け根から伸びる茎を「子づる」、子づるの葉の付け根から伸びる茎を「孫づる」と呼び、主に孫づるに果実を付けるように整枝します。
容器栽培(鉢・プランター)
戸外で地植え(地這い)
戸外で地植え(立体栽培の場合)
整枝後つるの頭(成長点)を全部とってしまうと根の動きが止まってしまいます。
子づるの9枚目以降の葉の付け根から出てくる孫づるは、すべてそのまま伸ばし続けてください。
摘芯しました
親づるの本葉4~5枚の上で摘芯します。
子づるの整枝画像
元気な子づるを選んで残し、それ以外の子づると芽は取り除きます。
孫づるの整枝画像
子づるの8枚目までの葉の付け根から出た芽はすべて取り除きます。9枚目以降の孫づるを伸ばします。
最初はつるが重ならないようにまっすぐ這わせます。
親づるから伸びた3本の子づるは、葉が重ならないように間隔をあけU字ピンなどで敷わらの上に固定していきます。
誘引しました
つるが長いので特に容器栽培の場合は、ネットや支柱を使って誘引します。
子づるの先端が反り上がっている状態のときは肥料が効いているサインです。
子づるの先端が垂れ下がってきたら追肥のタイミングです。
▼1回目
植え付けから2~3週間後に1株あたり野菜用の緩効性肥料を10~15g施します。
▼2回目
1回目の追肥から約2週間後に1株あたり野菜用の緩効性肥料を10~15g施します。
▼3回目以降
果実が卵くらいの大きさになったら、1株あたり野菜用の緩効性肥料を10~15g施し、その後は生育状況をみながら状況に応じて野菜用の緩効性肥料を施します(いずれも、株元から50cmくらい離して追肥します)。
植え付け2週間後から7~10日に1回程度を目安に、生育に合わせ液肥(「ネイチャーエイド」など)を規定倍率に薄めて、水やり代わりに根の中心から少し離れたところに施します。
交配・収穫、病害虫対策は、地植えと容器栽培共通です。
追肥は、植え付け2~3週間後と果実がピンポン玉大になったら、野菜用の緩効性肥料を1株当たり10g施します。その後は生育状況をみながら肥料切れを起こしている場合に同量を追肥します(ただし、株元から少し離した所に追肥します)。
植え付け2週間後から7~10日に1回程度を目安に、生育に合わせ液肥(「ネイチャーエイド」など)を規定倍率に薄めて、水やり代わりに根の中心から少し離れたところに施します。
追肥しました
植え付けから2~3週間後に化成肥料を1株あたり約10g施します。
追肥から2週間たちました
1回目の追肥から約2週間後に化成肥料を1株当たり約10g施します。