HAPPY VEGETABLEとは
※「ハッピーベジタブル」は野菜品種のシリーズ名称です。
この名称の使用を希望される場合は、担当部署までお問い合わせください。
農業女子プロジェクトとは
「農業女子プロジェクト」とは、女性農業者が日々の生活や仕事、自然との関わりの中で培った知恵をさまざまな企業・団体の技術・ノウハウ・アイデアなどと結びつけ、新たな商品やサービス、情報を社会に発信していくための取り組みで平成25年11月に農林水産省と民間企業の官民連携プロジェクトとしてスタートしました。
当社では、「農業女子発!『新野菜』の需要創造プロジェクト」と題した個別プロジェクトを発足し、農業女子のメンバーと共に「新野菜」の個性と魅力の発信と需要創造、「新野菜」が食卓を美しく彩るシーンの提案、農業女子の持つ消費者視点を取り入れた商品開発などに取り組んでいます。
また当社ではこのプロジェクトを通じて、女性農業者ならではの伸びやかでしなやかな視点から品種づくりを一緒に考え、農産物の新しい需要を生み出し、情報発信することにより、農業生産者をはじめ消費者、実需者、さらに次世代の方々と有機的なつながりが強まることを期待しています。
農業女子メンバー紹介
「新野菜」の可能性を探るサカタのタネの個別プロジェクトに
参加してくれた農業女子メンバーは、全国から10名。
農家生まれのメンバーから、OLからの転身組まで、経歴もさまざまなら、経営スタイル・販売先もいろいろ。
農業女子ならではの柔軟な目線でサカタのタネの野菜を
試作・試験販売していただき、需要創造に向けたさまざまなアイデアを
寄せていただくとともに農業女子と新野菜の情報発信をしております。
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浅川元子さん(兵庫県)
生産品
ナス、ズッキーニ、茎ブロッコリー、ホウレンソウ-
SEやプログラマーを経て、「生涯をかけて仕事をするなら好きなことをやりたい。食べるのが好きで、食べるものを作る仕事がしたい」と、農業での起業を決意。
農業法人などで勉強し、2012年に就農しました。 -
就農は、独立して事業をやることと同じ。その覚悟を持ちながら、自分の農業スタイルを確立していきたいです。自分がセレクトしたこだわりの野菜を詰め合わせた”季節の野菜セット”を定期的に届けるような販売もしていきたいです。
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榎本房枝さん(埼玉県)
生産品
大玉トマト、カラフルミニ野菜全般年間100種類ほど-
小さい頃から農業を手伝っており、「農業」「食」に興味がありました。調理師としての経験や、海外の食文化を現地で学び、現在は野菜を栽培しながら、食育活動にも力を入れています。
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野菜の特性を一般の方にも知ってもらうため、多方面からアピールを行っていきたいです。特にトマトは特別栽培農産物、野菜は40年前から農薬を使用せず栽培しており、長年の経験を活かしていきたいです。
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岡本尚子さん(岡山県)
生産品
トマトを初めとする季節野菜、西洋野菜、在来種など年間約100種類以上を栽培。加工品 トマトジャム(大玉・ミニトマト)・野菜クッキー・ピクルスなど。-
約2年間の研修を経て、2012年に就農し「めぐみ農園」を設立。「人の身体を癒やす野菜作り」の信念で農業界へ参入しました。常に食卓に上る野菜をという想いから少量多品目で、少し変わったカラフルな野菜を生産しています。
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農業体験、畑でお買物ツアーなども企画し、中国地方初 楽しい・面白い農業の姿を目指します。畑という場で、生きた食育と食の体感をしていただき、もっと農業を身近に感じ、親しめる農場にしていきたいです。
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住珠紀さん(愛知県)
生産品
施設(トマト、ミニトマト)、季節の露地野菜-
2011年に約20年間働いた旅行業界を退職して、2012年に就農いたしました。
名古屋で一番高い山「東谷山」の東側麓にある瀬戸で農業を営んでおります。 -
御近所のお客様に長く愛されるよう、皆様にご満足いただけるおいしい野菜を作るために試行錯誤する事が楽しい毎日です。
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高橋佳奈さん(滋賀県)
生産品
白いとうもろこし、自然薯、西洋野菜など年間約200種類の野菜-
大学卒業後、金融系の仕事をしていましたが、勤めていた法人の新規事業として農業を経験した後、2013年に夫と二人で「みのり農園」を開園しました。
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みのり農園は飲食店への販売が中心なので多様な野菜を栽培しています。2017年には、農家レストラン「sato kitchen」を開業し、一般消費者の方から直接野菜の感想をうかがえるようになりました。
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高博子さん(石川県)
生産品
伝統野菜、西洋野菜、ハーブ、エディブルフラワーなど年間300種類
JAS有機認証、石川県エコ認証取得-
福岡で出会った夫の’農業をしたい’という思いを直感で後押し。就農地である’能登島’に来て、ここでやりたいと一目惚れ!能登の気候と土地だからこそ出来る農業を直感に任せて進めています。
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今では石川県の魅力にどっぷりはまっています。能登の里山里海、伝統文化など多様な要素を生産者としてどこまで自分の力にできるか、挑戦したいと思っています。
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長谷川恵理子さん(群馬県)
生産品
施設キュウリ、露地野菜全般、乾燥野菜、にんじんジュース等-
結婚を機に就農しました。夫は農家の11代目です。夫婦で野菜ソムリエの資格を持ち、少量多品種生産を行っています。
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「食卓を楽しくする」生産品は星形きゅうりやカラフルなトマトなど、年間約100種類。野菜が楽しければ料理をつくる人も食べる人も気持ちが楽しくなります。
地域の生産者、住民、市町村、学校と連携し、広域で前橋市の教育ファームとしての農業システムを作っていきたいです。
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宮本優美さん(神奈川県)
生産品
露地野菜-
横浜市の研修修了後、2013年の春より就農しました。多品目栽培にチャレンジし、現在畑の前で直売を行っています。
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非農家出身・女性農業者の視点を生かし、従来の農業経営にとらわれず、柔軟な発想で取り組める農業を目指しています。今後は同年代や若い世代(特に女性)の方にアピールできる品種を作って販売したり、販売方法にもこだわってみたいと感じています。
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吉川文さん(三重県)
生産品
露地、ハウスでの季節の野菜、果樹-
環境分析会社を退職し、白衣をツナギに、試験管を鍬に持ち替えました。理系女子から農業女子へ。
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地域の若手農業者との連携、グリーンツーリズム、加工品づくりにも挑戦してみたいです。
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矢口優子さん(千葉県)
生産品
ブラックベリー、ブルーベリー、梅、その他果樹、野菜多種、梅干し、ジュース、ジャム等-
実家が代々農家だったので、私が跡を継ぎました。
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今年の目標は、取引先の増加とネット販売の準備です。未来の大きな夢は「日本の農業のイメージを変える」です。昔の「お百姓さん」のイメージから脱却して、若者に就職先として選ばれるような職業にしていきたいです。
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