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ニュースリリース|2017

2017年10月03日

収量性・在圃性に優れたコマツナ『つなしま』の種子を発売
高温期の栽培課題を克服、株がしっかりと太る画期的な新品種


サカタのタネは収量性・在圃性※1に優れ、高温期での栽培の課題を克服する画期的なコマツナ『つなしま』(=写真=)の種子を2017年11月中旬から発売します。



高温期のコマツナ栽培は、成長が早く、株が太りにくいことから収量が確保しにくいという課題があります。そのため生産現場では、成長スピードが緩やかで収量を確実に確保できる品種が求められてきました。『つなしま』は、上記の課題を克服し、株がじっくりと成長し、夏季栽培において課題となっている収量性を向上しました。従来品種と比べて、高温期にしっかりと太るボリュームのある株で、高い収量性が期待できます。また、栽培中盤~終盤の生育スピードが緩やかなため収穫期の幅が広く、在圃性に優れていることから計画的に収穫することができます。さらに、白さび病※2や萎黄病※3の耐病性※4を持っており、低日照でもしっかりと株が太り、春~秋栽培でも安定した出荷が可能です。

近年、高齢化や大規模生産化に伴い、生産現場では作業の効率化が求められています。『つなしま』は草姿が極立性で収穫時に葉が絡みにくく、下葉を取りやすいため収穫作業の省力化にも貢献することができます。葉色は濃緑の照葉で、葉柄部は太くがっしりとした株のため荷姿はボリュームがあり、店頭で見栄えがするので消費者への訴求力が高い品種です。食味は風味、歯ざわりがよく、良好です。

『つなしま』の希望小売価格※5は1袋20ml入り520円(税抜)、1袋2dl入り4,950円(税抜)です。全国の種苗店、JAルートを通じて販売します。初年度の売り上げ目標は、5,000万円です。
 

■さまざまな用途に用いられるコマツナ

コマツナの作付面積と出荷量は全国で増加傾向にあります。農林水産省統計データ※6によると平成17年の作付面積が5,590ヘクタール、出荷量72,300トンであるのに対し、平成28年は6,890ヘクタール、99,100トンでした。近年では、健康志向の高まりから、若い女性を中心にスムージーが注目されており、野菜ジュースと並んでスーパーやコンビニエンスストアなど小売店でさまざまな商品が販売されています。コマツナは、葉物野菜の中でも、比較的食味にクセがなく、スムージーの原材料として多く使われるようになっています。また、炒め物や汁物、おひたしなど幅広いメニューに取り入れやすいことから学校給食などでも欠かせない食材となっています。


 

■コマツナの作業効率の重要性と『つなしま』

コマツナは、栽培ローテーションが短いことから地域によっては年間約6回転の栽培が可能です。そのため収穫量や収益の目安がつけやすく、契約栽培や新たに大規模な野菜栽培を始める生産者が作付けする品目に向いています。コマツナの生産コストは、収穫・調整作業が約40%を占めるといわれており、作業時間では8割が収穫・調整作業に当てられます(当社調べ)。いかに収穫・調整作業を効率よく進めることができるかが、コスト削減ひいては収益アップにつながることから、作業効率のよい品種を選択することが重要となります。『つなしま』は、生産面での多くのメリットを持つほか、作業面においても「葉が絡みにくいため収穫しやすい」「下葉を取りやすく調整作業が容易」といった作業効率アップを可能にし、生産現場の課題を克服することができる画期的な品種です。
 

■コマツナ『つなしま』の作型図



※1 在圃性:
畑に置いていても品質などに問題がなく、収穫期が長く続く性質のこと。

※2 白さび病:
春や秋の低温多湿条件下で発生しやすく主に葉の表と裏に盛り上がった白い斑点が発生する。

※3 萎黄病:
典型的な症状は葉脈を中心とした葉の黄化と萎凋で、導管部は褐色~黒変する。病状が進むと枯死に至ることもある。

※4 耐病性:
耐病性は圃場抵抗性ともいい、病害におかされはするが、その程度が軽い性質をいう。

※5 価格はすべて希望小売価格(税抜)です。価格の自主的な決定を拘束するものではありません。

※6 作物統計(作況調査 野菜)より、農林水産省調べ。
 

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